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体の歪み・骨格の歪みの改善

体の歪み・骨格の歪みの概要と症状、セルフチェック、原因とメカニズム、放置するリスク、ビフォーアフターについてまとめています。

【執筆】リフレ鍼灸整骨院:加島 泰斗

体の歪み・骨格の歪みとは?概要と症状

そもそも歪みとは、物体に外力を加えた時に現れる形状または体積の変化です。
いわゆる変形のことを歪みといい、骨の歪みとは骨の変形を示し、骨盤の歪みとは骨盤の変形を示します。
なので「骨盤が歪んでいる気がする」「背骨が歪んでいる気がする」という表現は間違えです。
「背骨や骨盤の位置がズレることで体や骨格が歪む」という表現が正しいのです。
ズレとは、基準の位置に合わない状態やあるべき位置から少し動いた状態のことです。
体の一番内に存在する骨の位置がズレることで筋肉や皮膚、内臓器や脂肪などの組織が歪むのです。
左右や前後の筋肉のアンバランスさや衰えでも体は歪みます。
ズレと歪みは違いますが、ほとんどの場合ひとまとまりに起こります。
体や骨格の歪みが原因で起こる症状は様々で、軽度の歪みであれば腰痛、肩こり、頭痛といった痛みの症状が現れます。
中等度の歪みでは、シビレや痙攣といった神経症状やポッコリお腹が現れます。
重度の歪みでは、重い生理痛や胃痛などの内臓痛が現れます。
痛みやシビレ以外にも歪みにより、不良姿勢で他人にマイナスな印象を与えてしまいます。
美容整形技術がどれだけ進化しても、姿勢の整形は非常に難しいです。
歪みはその人自身を表すものと言えるでしょう。

体の歪み・骨格のセルフチェック

● 猫背や反り腰になっている
● 準備中
● 準備中

体の歪み・骨格の原因とメカニズム

現在、人間は当然のように2足歩行をしていますが、もともとは4足歩行をしていました。
2足歩行の人間の体は、背骨と骨盤が軸になり、背骨には生理的弯曲があります。
頚椎と腰椎が前弯し胸椎と尾椎は後弯していて、これを生理的弯曲といいます。
この軸や弯曲を支えるために抗重力筋という筋肉が存在します。
抗重力筋とは重力に逆らう筋肉です。
2足で立ったり、座ったり、歩いたりする姿勢は、地球の重力に逆らう姿勢で、人間の骨や筋肉、関節には、知らず知らずのうちに、負担がかかっています。
正しい姿勢で生活を送っていれば歪むリスクは減りますが、デスクワークや片方だけに物をもつなどの生活を繰り返してしまうと、抗重力筋に負担がかかり、正常に筋肉が使えないことで体が歪んでしまいます。
日常生活における様々な生活習慣こそが、大きな歪みの原因となります。
さらに、最近では、食べ物などに使用される添加物が筋肉を硬くさせているのではないかという考えもあります。
姿勢に気を付けていても添加物を多く摂取していることで筋肉が骨を引っ張り、歪んでしまうということです。
歪みを確認する指標に重心線と言われる線があります。
後方から確認する重心線は、後頭隆起→椎骨棘突起→臀裂→両膝関節内側の中心→両内くるぶし間の中心。
側方から確認数重心線は、耳垂→肩峰→大転子→膝関節前面(膝蓋骨後面)→外くるぶしの前方。
この部位を繋いで一直線になれば歪みはなく、カーブしていれば歪みがあるということになります。

体の歪み・骨格を放置するリスク

● 脊柱に負荷がかかることで神経の伝達が悪化し、筋肉や内臓の不調を引き起こす。
● 血流が悪化し酸素不足になり、頭痛・眠気・倦怠感を引き起こす。
● 一部の歪みで負荷がかかり、新たな歪みを引き起こす。

体の歪み・骨格のビフォーアフター

20代男性

男性には珍しい反り腰が恥ずかしいため、少しでも治したいと来院されました。
確かに反り腰ではあるのですが、気になったのは、お腹の張でした。
お腹の張の原因を聞いてみると、便をよく我慢してしまうといいます。
便を我慢するとお腹が張、腹筋などを緊張させてしまいます。
便を我慢していたことで、腸や筋肉が緊張し腰椎を前面から引っ張り脊柱を歪ませ、反り腰になってしまっていました。
腸の矯正と腹筋の緊張を取り除き、腰椎を正常な位置に戻したことで歪みによる反り腰は改善しました。

50代男性

急性腰痛(ぎっくり腰)になり、痛みを庇いながら生活を送っていました。
右の腰が痛くて、真っすぐ立つと痛みが強く立っていられないため、左側に体重をかけていたら、上半身が左に、下半身が右に歪んでしまいました。
いわゆる、疼痛性側弯という状態でした。
こんなに体が歪んだのは初めてだったみたいでとても驚かれていました。
痛みを取り除きながら、上半身と下半身のバランスを整えて歪みを改善させていきました。
1週間ほどで痛みも歪みも改善し、これほどの歪みが治ったということに感動していました。

20代女性

写真を見ると、いつも顔が歪んでいるので治してほしいといいます。
一見歪んでいるようには見えませんが、笑った時の「イー」の発音の時に左右の広角の広がりの違いや左右の目の高さの違いがありました。
顔の骨を確認してみると、左の顔の骨(頬骨)が上にズレていました。
このズレによって、顔に歪みができてしまい、笑った時により歪みが目立ってしまっていました。
顔の骨の矯正を行いながら、食事の際に、左右の歯でしっかりものを噛むようにしたことで歪みが徐々に改善しました。

50代女性

腰が痛くなるとお臍の位置が右に歪むといいます。
実際にみてみると確かに右に歪んでいました。
体の状態を確認すると、腰椎が左にズレていることで体が右に回旋し、骨盤が右に傾いていることで体が右に歪んでしまっていました。
その結果、お臍の位置が右にズレてしまっていたのでしょう。
腰椎の左ズレと骨盤の右の傾きを正常な位置に矯正し、お臍の歪みと腰痛が改善しました。

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