2023.10.16
重心と姿勢の関係
こんにちは!馬込鍼灸整骨院の古谷です。
前回までは、「姿勢とは何か?」についてブログを書きました。
詳細は過去に書いたブログを読んでみて下さい!今回は、「重心と姿勢の関係」について細かく書いていこうと思っております。
重心と姿勢はかなり密接に関わっています。重心が理解できていないと姿勢を紐解くことはできません。それを何回かに分けてお伝えできればと思っております。
まずは、姿勢と深い関わりがある「重心」と「重心線」とは?からは書いていきます。
1重心と重心線
僕たちは意識している、意識していないに関わらず、重力の影響を受けながら姿勢の制御や動作を行っています。
重心とは、物体に作用する重力の合点。
重心線とは、重心を通る垂直線。
では、立位姿勢と座位姿勢での重心の位置についてお伝えします。
2立位姿勢と座位姿勢での重心の位置
立位姿勢での人体の重心は、骨盤内の第2仙椎やや前方にあります。身長に対する重心の高さを測定すると、成人男性では足底から測って身長の約56%の位置、成人女性では約55%の高さになります。平均すると女性の方が重心位置は低いですが、最近の女性は骨盤が小さく、脚が長い方が増えているので、重心位置も以前と比べると高くなっていると思います。
また、座位姿勢での重心は第9胸椎のやや前方にあります。
重心位置はプロモーションによって個人差があり、年齢によっても異なります。幼児の重心位置は成人よりも相対的に高く、姿勢が不安定です。頭が大きく骨格(脊柱・四肢)が不安定なため、歩行中では手を広げながらバランスを取りながら歩くのです。
次に立位姿勢での「理想的なアライメント」についてお伝えします。
1理想的なアライメントとは?
頭部・体幹・骨盤・四肢の配列(体節の配列)のことをアライメントと言います。安静立位姿勢(安静位姿勢とは、重力の影響が最小で姿勢を保持する筋活動や消費エネルギーが最小状態の立位のこと)における理想的なアライメントは、前額面・水平面から見て、それぞれ頭部・体幹・骨盤・四肢がきれいに整列している状態です。
2前額面から見た理想的なアライメント
前額面の理想的なアライメントは、背面から見て、外後頭隆起、椎骨棘突起、殿裂、両膝関節内側間の中心、両内果間の中心を通ります。
3矢状面の前後方向のアライメント
矢状面の前後方向のアライメントは、耳垂、肩峰、大転子、膝関節前部(膝蓋骨後面)、外果の2~3㎝前部を通ります。
頸椎前弯は約30~35°、胸椎後弯は約40°、腰椎前弯は45°、仙骨底は第5腰椎に対して約40°前下方に傾斜しています。この理想的な姿勢をとれると、自発的な身体動揺はわずかで、直立姿勢を乱すように働く重力の影響を最小にして立つことができます。
また、立位姿勢を保持するために必要な筋活動やエネルギー消費が最小になるという特徴があります。
この前額面・矢状面から見たアライメントが崩れることで、姿勢が崩れていき身体に色々な影響を与えるということですね。猫背でもダメですし、反り腰もダメ、頭部前方変位もダメですね。今一度自分の姿勢を鏡でチェックしてみて下さい。分からない場合は、当院まで連絡下さい!