2026.02.07
肘の怪我を繰り返す理由は使い方?整骨院が解説する負担のかかる動作
「一度治ったはずの肘の怪我が、また痛み出した」
「レントゲンでは異常がないのに、肘の内側がズキズキする」
このような悩みで整骨院に来院される方は少なくありません。
肘の怪我や肘の内側の痛みは、ぶつけた・捻ったといった一時的な原因だけでなく、日常の“使い方”の積み重ねで繰り返されるケースが多いのです。
この記事では、整骨院の視点から
なぜ肘の怪我を繰り返すのか
なぜ肘の内側が痛みやすいのか
その構造的な理由と負担のかかる動作について詳しく解説します。
肘の怪我が「なかなか治らない」「何度も再発する」理由
一度の怪我がきっかけで負担が残り続ける
肘の怪我は、転倒やスポーツ、仕事中の動作などをきっかけに起こることが多いですが、問題はその後の使い方です。
痛みが落ち着くと
- 無意識に元の動作へ戻る
- かばう癖が残ったまま使い続ける
この状態が続くと、肘周囲の筋肉や腱に偏った負担がかかり、再び痛みが出やすくなります。
レントゲンで異常がない肘の痛みの正体
「肘が痛いのに骨に異常はない」と言われた場合、原因の多くは
- 筋肉
- 腱
- 靭帯
といった軟部組織のトラブルです。
特に肘の内側は、手首や指を動かす筋肉が集中して付着しているため、使い方次第で簡単に炎症が起こります。
なぜ「肘の内側」が特に痛くなりやすいのか
肘の内側は引っ張られやすい構造
肘の内側には、
- 手首を曲げる
- 指を握る
- 物をつかむ
といった動作に関わる筋肉が集まっています。
そのため、次のような動作を繰り返すと肘の内側に負担が集中します。
- 重い物を持ち上げる
- 雑巾を絞る
- パソコン作業で手首を反らす
- スポーツでのスイング動作
これらはすべて、肘の内側を引っ張る力を生み出します。
「肘だけの問題」と思い込む落とし穴
肘の痛みが出ると、多くの方は
「肘を使いすぎた」
「肘が弱いから」
と考えがちです。
しかし実際には、
- 肩の動きが悪い
- 前腕(手首〜肘)のねじれが強い
- 体の使い方が片側に偏っている
といった肘以外の問題が原因で、内側に負担が集中しているケースが非常に多いのです。
整骨院が見る「肘の怪我を招く動作のクセ」
肘を固定したまま動かしてしまうクセ
肘の怪我を繰り返す人に多いのが、
肘を固めたまま肩や手首だけで動作を行うクセです。
本来、腕の動きは
肩 → 肘 → 手首
と連動して分散されるべきですが、肘が固定されると負担が一点に集中します。
内側に負担がかかりやすい代表的な動作
- 肘を伸ばしたまま物を持つ
- 手首を返した状態で力を入れる
- 肩が動かず、腕だけで作業する
これらはすべて、肘の内側の腱を強く引っ張る動作です。
肘の怪我を防ぐために整骨院が重視するポイント
痛い場所だけを見ない評価
整骨院では、肘の内側が痛い場合でも
- 肩関節の動き
- 前腕の回旋(ねじれ)
- 姿勢や体重のかけ方
まで含めて評価します。
なぜなら、肘の怪我は体全体の使い方の結果として現れる症状だからです。
「負担がかからない動き」を体に覚えさせる
一時的に痛みを取るだけでは、肘の怪我は繰り返されます。
重要なのは、
- 肘に負担が集中しない動き
- 力を分散できる使い方
を体に覚えさせることです。
肘の怪我・肘の内側の痛みでお悩みの方へ
- 何度も同じ肘の怪我をしている
- 肘の内側が慢性的に痛い
- 使うたびに違和感が出る
このような場合、**肘そのものではなく「使い方」や「動作のクセ」**が原因になっている可能性があります。
整骨院では、
単なる肘の治療だけでなく
再発しない体の使い方まで含めたケアを行うことが可能です。
「もう仕方ない」と諦める前に、
一度、体の使い方そのものを見直してみてはいかがでしょうか。